雨上がりの5色の虹が消えることを知った日
20年間空に大きくかかっていた青赤緑黄紫の5色の虹が消える。
嵐、活動休止
びっくりした。
びっくりしたんです。私。
最近は西畑西畑言ってる私ですけど、
私の原点は何を言おう嵐ですから。
はじめに。
私はまだ受け入れてません。
というか、どう理解していいかわからず迷子です。しばらく彷徨う覚悟です。それほど嵐は私の中で大きな存在。
とりあえず、この今の気持ちを整理したくて書きます。
お知らせはいつも突然で。
恐怖のメール。
大切なお知らせ。
結婚か?妊娠か?
そんなんじゃなかった今回。
まさかの活動休止。
いや、ほんとまさかだよ。
ここ数年色々あるジャニーズの中で、嵐だけはこんなことないだろうと漠然と思っていたから。嵐はなんか永遠に5人で肩並べて私達の前にいるような気がしていたから。
永遠ってないんだな。
分かってはいた。
いつか終わりが来ること。
そんなのわかってた。
けど、こんなにも早いものだとは想像してなくて、なんていうかな、うん、びっくりした。
語彙力なくてうまく表現できないんだよこれw
びっくりっていうか唖然というか時が止まったというか…
どの表現もしっくり来ないんだけど。
心にぽっかり穴が空いたっていうより、もっともっと大きいものを失った気がしてる。
穴どころじゃないんだよな。
私が嵐を好きになったのはKAT-TUNが、デビューした2006年、小学2年、8歳になる年。
KAT-TUNがデビューし、小学校の先輩たちがポポロを習い事の教室に持ってきてて、そのときに一緒に見てて、KAT-TUNに沸く先輩たちとは別に、嵐に釘付けになった私。
これが私のジャニオタ人生の始まりだ。
なんかわかんないけど目が離せなかったのだけは鮮明に覚えてる。
そこから13年。
もうそろそろ21歳になる。
人生の半分以上嵐。
そりゃ穴じゃ済まない。
大げさにいうと、光を失った感じ。
今まで目の前で輝いてた光が一瞬にして暗闇になったような。
帰る場所がわからなくなって道の真ん中で泣きじゃくる子どもの気分。
そして。
愛すべきおじさん5人を愛でることができる期間があと2年しかないと分かった今、
私はどうすればいいのかわからず立ち尽くしている。
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2020年12月31日以降、
嵐のすべてが思い出になり、過去になっていく。
思い出の更新ができる期間はあと2年。
2年。
これから「活動休止前最後の」が付くものが出てきて、そのたびに現実を突きつけられるでしょう。でも、きっと嵐は、そんなこと微塵も感じさせないいつもどおりのわちゃわちゃをお届けするんだろうな。またねーなんて言ってにこにこ手をふるんだろうな。嵐は最後まで嵐でしょう。そこが好きだな。うん。好きだ。
2年あれば生まれた子どもが立って歩いて喋れるようにまでなる。
きっとできることはいっぱい。
いっぱいあるよ。
コンサートに行ってありがとうを言う。
これ、しなきゃ。しなきゃだからチケットよろしくねw
去年当たらんくて、くっそまじねぇわ20周年行けないなんて、なに?ファンやめるよ?とか言ってた私へ。
もう、次がないってよ。行き止まりだってよ。
次があるならまあいっかってビール飲んでる場合じゃない。
でも、5✕20が最後って教えてくれてありがとう。
もし、教えてくれないままコンサートが終わったら、きっと、後悔するから。これが終わりだと思って見るのと、次があると信じて見るのとじゃ全く違うから。あとで知って、あの時のライブが最後だったなんて…って、なるのは悔しいから。きっと、うちわ作ればよかった、グッズ買えばよかった、もっと声出せばよかったなんてたくさんたくさん後悔するだろうから。
無責任?アホ言うな。
こんなにファンを思って2年も猶予くれて、最後のコンサートもちゃんと教えてくれるこのどこが無責任なんだ。
この、嵐が与えてくれた2年、どう使うか。どう過ごすか。何を見るか。
2年の猶予、与えてくれてありがとう。
ツイートもしたけど、
こういう話が出ると、いつから話し合ってたんですかとか会見で聞かれて、具体的な年が出てくる。すると、オタクだから、どうしても、その時の嵐は何をしてたか照合する。6月、ワクワクだ…となる。その日から今日まで嵐の言葉をぐるっと考えると、そういえば家に行ったなんて話がよく出てくるようになってたな、とか、あれ?UBの意味って…comebackって…と、どんどんパズルのピースがはまっていく。
そして言う。
「あの時嵐がこんな悩んで話し合ってたのに、それを私は勘違いして喜んでて…」
と。
答え合わせはいつも涙。
でもね、答え合わせなんてする必要ないんだと思う。彼らだってプロだから。そんな裏側なんてそりゃ見せない。悩んでた時期だって、カメラの前に経てばその時あったエピソードを面白おかしく話す。それできゃっきゃするファン。それでいいんだと思う。
身を削ってプライベートを犠牲にして、夢と希望を売ってるアイドルがその時私達に届けてくれるものをそのまま素直にまっすぐ受け止めたい。
今、この瞬間のアイドルがすべて答え。
それでいいんだと思う。私は。
嵐は最高のアイドルでありアーティスト。
いつだってかっこいいし、あの五人揃ってスポットライトを浴びたときの輝きは息をすることを忘れるぐらい強く、大きく感じられる。
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今、私はジャニーズJr.のオタクもしている。
Jrなんていついなくなるか分かんないんだから…なんて避けてきた。そんな中出会った、嵐好き二宮教の西畑大吾くん。大吾くんに出会えたのも、嵐のおかげ。その大吾くんに今、とてつもなく助けられています。嵐がいなくなると分かった今、大吾くんの笑顔が、デビューするぞと意気込む彼の背中が、とても逞しく見え、心の支えになっています。この嵐が繋いでくれた大吾くんとの縁。大切に大切に育てていきます。大吾くん、なにわ男子でデビューしような。早くしないと、追いかける背中、遠く無くなってしまうよ。
嵐、大吾くんに出会わせてくれてありがとう。
やばい、2000字を超えた。そろそろ終わりにしよう。
5人で嵐。5人じゃなきゃ嵐じゃない。
この、5人とファンとの共通認識の中で、
今回活動休止ということになって、正直、寂しい、不安、悲しい、いろんな感情がごちゃごちゃです。
正直会見もほとんど見てないし、ワイドショーはシャットアウトしてる。
ワイドショーでこれまでの軌跡とか言ってまとめられるほど嵐は簡単じゃない。
そんなひねくれたオタクです。
今回このブログは最後のコンサートに申し込む前に自分の気持ちに整理をつけたくて書いた。
書いていてわかったことは嵐が好きだということ、私の人生の中で嵐がすごいウェイトを占めていたということ。それがなくなったとき、自分がどうなってしまうのかわからなくて不安だということ。
嵐はいつまでも私の中ではアイドルだし、かっこよく尊敬する対象だ。それはこれから先も、変わることはないだろう。
私とて、物分りのいいオタクではないから、受け入れたかと言われたら受け入れてない。受け入れろと言われても無理と言う。
そのための2年。
大事な入試の時にいつも背中を押してくれた嵐は、2年後の国家試験の時にはもういない。未来の私よ。頑張れよ。今からエネルギーチャージするから。安心して国試受けなね。
そう。私の今までの人生の節目節目にはいつも嵐がいた。これからもいると思ってた。でも、現実は違う。こっから2年、思い出をいっぱいいっぱい宝箱に詰め込んで、鍵をかけておくよ。
智くんが、メンバーに言ったってことは、それほどの覚悟と想いがあったんだろうなと思う。
だから、簡単に「待ってるよ」、「早く帰ってきてね」なんて言えない。
たぶん、「またいつか」この言葉が合うかな。
そのいつかがもしあったとしたら、また宝箱の鍵をあけて思い出を詰め込む旅を一緒にさせてください。
それまで私はなにわ男子を二宮教の西畑大吾を嵐の見える位置まで押し上げるお手伝いをしてますね。
13年間、ありがとう。とっても楽しく、素敵な日々でした。嵐のおかげでたくさんのお友達もでき、なかなかできない経験も沢山できました。いくらありがとうと言っても足りなくて。
ほんとに出会えてよかった。ずっと5人でいてくれてありがとう。
あと2年。もう2年。
区切りが見えてる時の歩き方がわからなくて、途中で躓いたり、泣いちゃったりするかもしれないけど、そのときはいつもみたいに手を差し伸べて助けてください。よろしくお願いします。
それと、もう少しぐずります。多分。
嫌だ嫌だと駄々をこねます。
声を上げて泣きます。
許してください。
ゆっくりゆっくり1つずつ飲み込んでいきますね。
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雨が上がって5色の虹が消えたあとにはきっと晴れ間が広がるでしょう。